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プロフィール

ダイ

Author:ダイ
手縫家一圭の作り手:ダイ

革細工のきっかけ:
歳相応の革の鞄を探していたが欲しいものが見つからず、いっそのこと作ってやろうと、そんなこんなで今に至る。しかし、始めてから4年になるが、いまだに欲しい鞄が作れていない(笑)
基本的に和風が好きで、模様や絵ではなく、形や雰囲気で和を出すことを目標にしている。

趣味:読書

悩み:極度の雨男。軒から出ると雨が降り、戻るとやみ、また出ると降り、戻ってやむ、ということが実際にあったほど。イベントにたまに一緒に行く友人がいるのだが、こいつも雨男。二人が揃うと、自然に雨を前提とした計画になる(笑)
イベント仲間に
『あれ?一圭さんがいるのに雨が降ってない。』
と言われたことがある(ノω・、)

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なめし

2012.06.27 03:00|革の知識
なめし

「なめす」という言葉は聞いたことがあると思います。革を柔らかくするとかいて、『鞣す』。
『皮』から『革』へ、昇華させるために必要な作業です。

革の原料となる動物の皮は、食品加工等の副産物になります。
その動物の皮から、革にするために不要な、タンパク質や脂肪を取り除き、腐らないようにする処理のことを『鞣し』といいます。

この鞣しという作業は、人類が地球上に誕生するのと同じくらい昔から存在しているかなり古い技術のようです。はじめは煙でいぶしたり、動物の油や、植物の汁に漬けたり、日本ではなたね油をつかった鞣しも存在していました。『サバイバル』というマンガで、熊を倒せた主人公がその革を自分で噛んでなめしていたところも思い出されます。

近代は、
・タンニンなめし
・クロムなめし

が主流です。
クロムなめしは、塩基性硫酸クロムという化学薬品で処理する方法。特徴は、
 ・1~5日という短期間
 ・やわらかい
 ・耐熱性、染色性、弾力性
 ・なめらかでうつくしい銀面
 ・衣料向き
私はあんまりつかいません。コバも磨きにくいですし、革を使うのであれば、できるだけ自然に近い状態、行程で使いたいので。
あと、このなめし革は燃やすと有毒な成分が出てきます。

化学的なクロムと比べてタンニンなめしは、植物の渋を応用した方法。
 ・2週間から数ヶ月
 ・ハードな手触り
 ・ナチュラル
 ・経年変化
私の印象としては、『自然』という言葉であらわせるかな、と思っているので、個人的な好みからタンニンなめしを購入することが大半です。ちなみに私の好きな言葉は”行雲流水”です^^
代表的なものは『ヌメ革』です。ヌメのベージュ色は、あれは革の色ではなく、タンニンの色ということです。
クロムなめしが経年変化を起こさないということではありません。そこらへんは調べるというより、自分で研究しないとわからないと思います。

クロムとタンニンの違いは、細かいものでなければ見た目でわかるようになってきます。あと、私の判断基準は、コバを磨きやすそうかどうかで決めます。この判断があってるかどうかは保証しません(笑)やっぱりほぼ見た目で決めます。

ちなみに、この二つの良いとこどりをした、『コンビネーションなめし』というのもあります。このなめしにはよくだまされていますが、使ってみればこれはこれでいいかなと思ってきました。


私が革のなめし作業を経験すればもっとおもしろいことを話せるのですが、面目ござらんです>┼○ パタリ
しかし、外国にはいそうですが、この日本にも、自分で鹿を捕獲して、なめしもなにもかも自分で処理して、さらにそこから作品も作るという人がいるという話も聞いております。

その方も言っていたのですが、そして私も一時期そこでちょっと考えてもいたのですが、革は鞄などの材料ではありますが、命の産物であることを知っておいてください。
だから、私は作品に、革に元からあるトラ模様や傷の部分を使うことがあります。傷や模様は、生きていたこと、二つとない命であったことの証です。それらがしっかりと命を感じさせてくれますので^^

まあしかし、なんともうまく言えないものですね(笑)
今日はここまでです。
ご拝聴、ありがとうございましたm(__)m
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