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プロフィール

ダイ

Author:ダイ
手縫家一圭の作り手:ダイ

革細工のきっかけ:
歳相応の革の鞄を探していたが欲しいものが見つからず、いっそのこと作ってやろうと、そんなこんなで今に至る。しかし、始めてから4年になるが、いまだに欲しい鞄が作れていない(笑)
基本的に和風が好きで、模様や絵ではなく、形や雰囲気で和を出すことを目標にしている。

趣味:読書

悩み:極度の雨男。軒から出ると雨が降り、戻るとやみ、また出ると降り、戻ってやむ、ということが実際にあったほど。イベントにたまに一緒に行く友人がいるのだが、こいつも雨男。二人が揃うと、自然に雨を前提とした計画になる(笑)
イベント仲間に
『あれ?一圭さんがいるのに雨が降ってない。』
と言われたことがある(ノω・、)

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訂正!

2014.09.05 05:03|革の知識
以前、『革漉きについて』という記事で、
「サンダーで研げばいい」
とか書いてたのですが、絶対ダメです!
私はサンダーで研いで、水でジュッとして使ってたんですが、何故か何ヶ月か持ちましたので、てっきりこれで良かったかと思ってました。
間違いです!

焼き入れは本来一回しかできないそうなので、二回目以降は逆になまくらになるとか。
いい加減情報、すみませんm(__)m
しかし、もうなまくらにはなってますが、なぜ私のは少し持ったのかが不思議です。。。

明日はお月見のゆうべですが、晴れるでしょうか。。。
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革漉きについて

2014.06.19 03:46|革の知識
タイトル通り、今日は漉きについてです。

通常、革を購入する時に選択することがあります。漉くかどうか。
というのは、動物にもよりますが、革として販売してあるもので、漉かずにあるものは5ミリ前後あります。いや、もっと?私はいつも1mm漉きで対応しておりますので実際よく知らないのですが^^;

バイク系のゴツいのは大体5ミリ前後でしょうか。結構厚いです。聞いた話ですが、
『この財布は薄いな』
と言われたことがあるそうです。私の財布からするとかなり厚いと思うのですが、それでも足りないと言われる人もいるとか。。。

私は作るものが大体フォーマルが基本となるので(つっこまないで下さい。基本、ですよ・笑)1mmです。なぜ1mmなのかというと、お世話になっているお店の人に
『1mmが限界じゃないですかねえ。それ以上やると破れやすくなると思います』
と言われたのが頭にずっと残っているからです。

革の丈夫さでいうと、一枚の1mmの革と、0.4mmくらいの革を裏面同士を張り合わせたものでは、後者の方が丈夫だと聞いたこともあります。革の表面を吟面と言うのですが、吟面の方が丈夫なんですね。
革の裏面は床(トコ)というのですが、これはひっぱってもやぶけるくらいのものもあります。トコだけだと、五千円以内で牛半分くらいの大きさを購入できます。

お店の方では革全面を一気に漉いてもらいます。
ただ、作品を作る時にこれではとても不便です。そのため、色んなところを機械か手で漉くことになります。

私が今まで使ってきたものが『ペディ』と『革包丁』
ペディとは

2_000000000660.jpg

こんなやつ。まあ、カミソリですね。
これは刃を交換するだけなので比較的楽なのですが、難点が、

・曲面で漉くことになるので、断面図が水平にならない。
・上記の理由から、漉く範囲がせまい。
・柔らかい革だと、文字通り刃がたたない。まったく切れない。切れても5回以内で刃の交換が必要になる。

という点。
曲面の刃の部分は、使いどころがあるのですが、上記の難点で一番問題だったのが三つ目の、柔らかい革に刃がたたない、ということ。
これにはまいりました。漉きをするかしないかでは仕上がりにも使い勝手にも大きな差が出てきます。
ある日、注文品を作る過程でついにここで行き詰まり、泣く泣く革包丁を購入しました。

研ぐのも難しそうでしたし、革包丁で漉くのはとても無理だと思ってましたから^^;
基本的な研ぎ方なんて、本によって違うし、漉き方なんて実はあまり本にのってなかったのです。のってなかったというか、そういう本がなかったのかも。
偶然見つけた結構古そうな本に両方とも書いてあったのでその方法でずっとやってました。

が、なにかしっくりこない。研ぎ始めは確かにキレが良いが、それほどということもない。もっと切れてもいいような気がする。
原因は大体分かっています。研ぐ時の角度が大きいことだと。
しかし、切れないわけでもないのでそのまま放置していたんですが、あるときすばらしい動画に出会いました。



この動画の4分半位から道具の研ぎがあるんですが、それがすごい!
真っすぐに研ぐと、道具が砥石にくっついているんです。

この動画をみて『確かにその通りや!』と思い、革包丁の研ぎを追求するようになったのが一ヶ月程前。

では、以降は私の研ぎ方に入ります。

DSC06086.jpg

革包丁の研ぎは、砥石に対して45°くらいの角度(砥石と刃物の横から見た角度ではなく、上から見た時の角度。わかりにくいですが。。。)と本に書いてあったので、ずっとそれぐらいで研いできました。ですが、この研ぎ方だと、左右が均一に研げないんです。刃物の切れる方向で研ぐものかと思っていたので、変えようとはしてませんでしたが、動画を見て、思い切って変えてみました。

そこで疑問点を思い切って試すことにしました。
始めから疑問を持っていたのは『なぜまっすぐ(研ぐ進行方向に対して垂直)に研いではいけないのか』
まっすぐにすれば左右均等に研げるのに。

まっすぐにやってみるとわかるのですが、これ、砥石と持ち手が接してしまって、刃を研ぐと持ち手も研げます(笑)

P6182050.jpg

この写真で見えるでしょう。金属の根元位置の木の部分が削れてます。
逆に言うと、これぐらい倒して研ぐのが一番ということでしょうか。
ですので、私は二つ前の写真の角度(上からの角度)で研いでます。持ち手が砥石に触れないギリギリの角度(横からの角度)

そうやって研いだあと、

DSC06085.jpg

上記の写真のようにこんどは刃の裏を研ぎます。これは角度をつけず、砥石と裏を密着させて。
で、もう一回表を研いで、バリ(返しとも言います)を表に出さないようにします。
バリは刃先を指で触ってみると分かります。
これらの一連の行程を、番手を細かくした仕上げ砥石でもう一度やって終わりです。

要点は

・横から見た時の砥石と包丁の角度を保つ
・力を入れず、軽い力で滑らすように研ぐ
・バリをなくすか、表に向けない

というところだと思います。
これをやってみて、漉いてみたとき、びっくりするほど小さな力で漉けました。

P6182050.jpg

上記の写真のように、研いである部分の幅が大きいほどよく切れると思います。
しかし、これほど狭い角度(横からの角度)で研いでないので、今からこのようにするには骨が折れる、というときは裏技があります。
サンダーで研ぐんです(笑)かなりうるさいですが、すぐですよ。まあ、慣れていないと刃がボロボロになりますので、オススメはしませんが。。。
サンダーを使ったあと、かならずしなければいけないのが『焼き入れ』
これをしないと、熱で金属が柔らかいままになってしまい、刃の持ちがとてもわるいです。
ですので、高温のバーナーあたりで熱して、赤くなったら水に入れてジュッ!です。
最悪の場合、と考えて覚悟してやって下さい^^
もちろん責任は負いません。。。

焼き入れは、一度しかできないので、二度目以降はなまくらになります。なんでかしりませんが、サンダーで研いだあと高温に熱して、水にジュッとして、私の包丁は何ヶ月か持ってましたが、一気になまくらになりましたので、刃物屋さんに聞いてみました。
「絶対しないように!!」とのことです^^;
いい加減情報、すみませんm(__)m


今日はこれで終わりですが、『漉きのこと自体に関してではないじゃん』とお思いの方もいると思います。
ええ、私も今気づきました。タイトルは『革包丁の研ぎ方』とするべきでしたね(笑)

でも、研ぐ作業の確実性が一番大事ですので、遠からずというところでしょう^

以上のことはあくまで私のやり方ですので、ご了承ください。

ではでは、これにて失礼致します。

追記
私の革包丁は、どうせなんで高知産の刃物を使ってます。土佐刃物は結構名が通っているみたいですね^^
その中でも、高知の観光場所の龍河洞にある、『土佐壺屋』さんで購入しております。

本物の包丁も購入したことあるんですが、その中でもこれは絶品です。

P6192062.jpg
P6192061.jpg

この包丁、お店の方に選んでもらって友人の誕生日にあげたんですが、これがビックリするほどよく切れる!今まで使った包丁の中で一番切れると思いました。しかも、これで確か5000円前後だったような。
これはフルーツナイフぐらいの大きさですが、他にも色々あります。

回し者ではないですが、機会あれば見てみて下さい♪

なめし

2012.06.27 03:00|革の知識
なめし

「なめす」という言葉は聞いたことがあると思います。革を柔らかくするとかいて、『鞣す』。
『皮』から『革』へ、昇華させるために必要な作業です。

革の原料となる動物の皮は、食品加工等の副産物になります。
その動物の皮から、革にするために不要な、タンパク質や脂肪を取り除き、腐らないようにする処理のことを『鞣し』といいます。

この鞣しという作業は、人類が地球上に誕生するのと同じくらい昔から存在しているかなり古い技術のようです。はじめは煙でいぶしたり、動物の油や、植物の汁に漬けたり、日本ではなたね油をつかった鞣しも存在していました。『サバイバル』というマンガで、熊を倒せた主人公がその革を自分で噛んでなめしていたところも思い出されます。

近代は、
・タンニンなめし
・クロムなめし

が主流です。
クロムなめしは、塩基性硫酸クロムという化学薬品で処理する方法。特徴は、
 ・1~5日という短期間
 ・やわらかい
 ・耐熱性、染色性、弾力性
 ・なめらかでうつくしい銀面
 ・衣料向き
私はあんまりつかいません。コバも磨きにくいですし、革を使うのであれば、できるだけ自然に近い状態、行程で使いたいので。
あと、このなめし革は燃やすと有毒な成分が出てきます。

化学的なクロムと比べてタンニンなめしは、植物の渋を応用した方法。
 ・2週間から数ヶ月
 ・ハードな手触り
 ・ナチュラル
 ・経年変化
私の印象としては、『自然』という言葉であらわせるかな、と思っているので、個人的な好みからタンニンなめしを購入することが大半です。ちなみに私の好きな言葉は”行雲流水”です^^
代表的なものは『ヌメ革』です。ヌメのベージュ色は、あれは革の色ではなく、タンニンの色ということです。
クロムなめしが経年変化を起こさないということではありません。そこらへんは調べるというより、自分で研究しないとわからないと思います。

クロムとタンニンの違いは、細かいものでなければ見た目でわかるようになってきます。あと、私の判断基準は、コバを磨きやすそうかどうかで決めます。この判断があってるかどうかは保証しません(笑)やっぱりほぼ見た目で決めます。

ちなみに、この二つの良いとこどりをした、『コンビネーションなめし』というのもあります。このなめしにはよくだまされていますが、使ってみればこれはこれでいいかなと思ってきました。


私が革のなめし作業を経験すればもっとおもしろいことを話せるのですが、面目ござらんです>┼○ パタリ
しかし、外国にはいそうですが、この日本にも、自分で鹿を捕獲して、なめしもなにもかも自分で処理して、さらにそこから作品も作るという人がいるという話も聞いております。

その方も言っていたのですが、そして私も一時期そこでちょっと考えてもいたのですが、革は鞄などの材料ではありますが、命の産物であることを知っておいてください。
だから、私は作品に、革に元からあるトラ模様や傷の部分を使うことがあります。傷や模様は、生きていたこと、二つとない命であったことの証です。それらがしっかりと命を感じさせてくれますので^^

まあしかし、なんともうまく言えないものですね(笑)
今日はここまでです。
ご拝聴、ありがとうございましたm(__)m

テーマ:★レザークラフト★
ジャンル:趣味・実用

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